Claude Code で作ったものを、別の会社の AI に見てもらう。私は、OpenAI の Codex にその役をお願いしています。作った AI が自分で見直すと、作ったときと同じ所を見落としやすいと考えているからです。
私が入れた Codex のプラグインには、返事のたびに自動で見張る仕組みもあります。私はそちらを選ばず、「これチェックして」と言ったときに動く形にしました。この回では、その作り方と使い方を順に書きます。
1 合図の言葉を決めて、スキルにしてもらう
スキルは、Claude Code に渡しておく手順書です。合図の言葉と、そのときにやることを書いておくと、言葉ひとつで同じ手順が動きます。
たとえば、こう頼めば作れます。
「『これチェックして』と言ったら、Codex に読むだけの設定で点検を頼み、返ってきた指摘に、もっともか外れかの見立てを添えて一覧にするスキルを作ってください。公開や納品の手前では、私が言う前に点検をすすめてください」
合図は、命令の文字ではなく、普段の話し言葉にしました。打ち方を覚えなくて済むからです。
2 Codex には、読むだけで渡す
点検を頼むときは、Codex にファイルを書き換えさせません。読むだけの設定にして、点検したいファイルと、照らし合わせる原本だけを渡します。
鍵やパスワードの入ったファイルは渡しません。渡すものは、頼む仕事に要る分だけにしています。
3 頼む時は「外に出す直前」
いつ頼むかが、いちばん大事です。私が頼むのは、主にこの2つの時です。
- 記事や資料を、公開する・送る・渡す直前
- 作っているプログラムを、ひと区切り直したとき
この2つの時には、こちらが言う前に、Claude Code から点検をすすめてくるようにもしました。
4 指摘には、Claude Code の見立てを添えてもらう
Codex の指摘は、そのまま直しません。1件ごとに、Claude Code に「もっとも」「外れ」「確かめが要る」の見立てと理由を添えて並べてもらいます。
どれを採るかは、自分で決めます。決めてから直してもらいます。
5 言い忘れへの手当て
私は、言い忘れが続くようなら、公開の手順の中に「点検の結果が無ければ止まる」を入れようと決めています。
【note実践版へ】
この回のnote版では、自動レビューを入れるつもりだったところから、いちばん怖いのは外に出す直前だと気づいて、やめるまでを書いています。
