Claude Code で道具を足すとき、入れ方は覚えなくていい――自分の番を見分ける

頼む

AIの道具を一つ足そうとすると、説明の動画や記事には、たいてい黒い画面と短い命令が出てきます。「ここにこれを打てば入ります」。その一行で止まってしまう方は、少なくないと思います。

10月13日、ある実験のために、Gemini CLI という Google の道具を入れました。入れる作業は、Claude Code に「入れてください」と頼みました。その代わり、その日のうちに、止まったり聞き返したりした所が12ありました。

この回では、その記録から、道具を足すときの頼み方と、どこからが自分の番なのかを、順番に並べます。

目次

まず、3つの役を分けておく

入れ方が分かりにくいのは、登場人物の区別がつかないからだと思います。私は次のように覚えています。

  • ターミナル……命令を受け付ける窓口。言われたとおりに動くだけで、自分では何も決めません
  • npm などの取り寄せの道具……頼まれた道具を、ネットから取ってきて置く係
  • Claude Code……こちらの言葉を聞いて、どの命令を打てばいいかを決める秘書

秘書がいるので、窓口に何を打つかを、こちらが覚えておく必要はありません。

頼むときは「先に一言、説明して」を添える

頼み方は、次の一文で足ります。

「◯◯を入れてください。打つ前に、何をするのかを一言で説明してから進めてください」

後ろの半分が大事です。命令が一行で終わると、何が起きたのか画面からは分かりません。先に説明をもらっておけば、あとで「何をしたんだっけ」と迷わずに済みます。

入ったかどうかは、Claude Code に聞く

入れ終わったら、アプリの一覧を探しに行く前に、Claude Code に「入ったか確かめて」と頼みます。

文字で動かす道具は、パソコンのアプリの一覧に名前が出ないことがあります。一覧に無くても、入っていないとは限りません。

自分の番は、契約・鍵・ログイン、そして許可

道具を入れる作業は、ほとんど Claude Code に任せられます。任せられないのは、主に次の4つです。

  • 契約……その道具を使うためのプランやクレジットを買うこと
  • 鍵……API の鍵(キー)を発行して、パソコンに入れておくこと
  • ログイン……自分のアカウントで入ること
  • 許可……フォルダを信頼するか、その命令を動かしてよいか、と AI や道具が聞いてきたときに決めること

鍵の値は、AI との会話に貼らず、自分の手で入れています。

「全部やってくれる」と思っていると、この4つの所で止まります。止まったら、自分の番が来た合図だと考えると楽になります。

止まったときに、先に見る2つ

入れたのに動かないとき、壊れているとは限りません。その日に当たったのは、この2つでした。

  • 「このフォルダを信頼しますか」と聞かれて止まる……知らない場所で勝手に動かないための守りです。今回の Gemini CLI はここで止まっていて、使うフォルダだけを信頼する形にしたら動きました
  • アプリではログインしているのに「ログインしていません」と出る……アプリで使うときと、命令で動かすときとで、ログインが別になっていることがあります(私のときは、Claude Code を命令で動かしたときに出ました)

「ここに打って」は2つの場所がある

動画で「これを打ってください」と言われたときは、どこに打つのかを見ます。

  • npm install で始まるような命令……ターミナルに打つもの
  • 「/plugin install …」のように、Claude Code の操作として紹介されている合図……Claude Code の会話の欄に打つもの

迷ったら、その一行をそのまま Claude Code に見せて「これはどこに打つもの?」と聞けば、教えてくれます。

【note実践版へ】

この回のnote版では、入れたはずの道具がアプリの一覧に見当たらず焦ったところから、当たり前が見えていなかったと気づくまでを、手順を抜きにして書いています。

noteで読む:「入れたはずの道具が、どこにも見当たらなかった」

読んでいて、詰まったときは

分からない言葉が出てきたら

AIの用語 早見表
言葉を引く辞書です。意味だけでなく、いつごろ・どんな場面で出てきた言葉なのかも書いてあります。

図で見たいときは(①から順に)

最初から順に読むなら

はじめての方へ——AIと仕事をする、最初の一歩
連載54回を、読む順に案内しています。

もっと細かい手順は

note の実践版
同じ内容を、費用・つまずき・実際の頼み文言まで入れて書き直したものです。

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この記事を書いた人

プログラミングのできない60代の初心者として、AIを仕事の相棒にするまでにやったことを、うまくいったこともつまずいたことも隠さず書いています。

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