これも、手を動かす回です。据え付けの次にやる、母艦(AIが読み書きする、自分のフォルダ)を、どこに作るかという話。
先に結論を言うと、私は一度、置き場所を間違えて、やり直しました。同じ失敗をする人がいるはずなので、隠さず書きます。
Dropboxの中に、作ってしまった
私は最初、母艦のフォルダを、Dropboxの中に作りました。
Dropboxというのは、ファイルを預けておく、クラウドの箱です。理由は単純で、Macとも共有したかったから。共有できる箱に入れておけば、Windowsからも、Macからも、同じフォルダが見られると思ったのです。ごく自然な発想でした。
「二重で混線する」と分かった
ところが、AIと相談しながら(当時は、ブラウザ版のAIと、Claude Codeを、両方使っていました)、YouTubeの動画も見ているうちに、こう分かりました。
Dropboxのような「同期の仕組み」の中に、AIの作業場を作ると、あとでGitHub(クラウドの倉庫)を使ったときに、二重になって混線してしまう。
同期ソフトも、GitHubも、どちらも「ファイルを別の場所に写す」仕組みです。AIは、しかも、ものすごい速さでファイルを書き換えます。この三つが同じ場所で重なると、ぶつかることがあります。
壊れる前に、やり直した
壊れたわけではありません。話の中で「これはまずい」と分かって、思い切って、Cドライブ(パソコンの中の、同期ソフトの外の場所)に、フォルダを作り直しました。
このやり直しが、ちょっと大変でした。うっかり同じ名前でフォルダを作ってしまったので、古いほうを消したり、新しいほうを指定し直したりするとき、「何を再起動するのか、終了するのか」も、よく分からないまま、手が止まりました。戸惑いながら、一つずつ進めました。
覚えておいてほしい、一つのこと
同期ソフト(Dropbox・OneDrive・iCloudなど)の中に、AIの母艦を作らない。
母艦の控え(バックアップ)は、同期ソフトではなく、Git(次の記事)と、GitHub(スマホ・クラウドの記事)に任せることにしました。今の私の母艦は、Cドライブのユーザーフォルダ——同期ソフトの外——に置いています。
自分のフォルダが同期の中か外か、分からなければ、AIに「ここは同期の外ですか」と聞けば、確認してくれます。私の母艦の場所も、AIに確認してもらいました。
一つ、Windowsの方への注意。デスクトップは、OneDriveの同期対象になっていることが多いです。「とりあえずデスクトップに置こう」も、実は同じ罠に、半分足を入れていることがあります。
経験者は、この失敗をしません。無意識に避けるからです。でも初心者にとって、Dropboxは「大事なものを入れる場所」。そこに作るのは、むしろ自然なのです。だからこそ、先に言っておきます。間違えても、やり直せます。私が、そうでした。
