これは、読むだけで大丈夫な回です。
Claude Codeを使っていると、あるとき「MCP(エムシーピー)」という言葉が出てきます。私は最初、これが何なのか、まったく分かりませんでした。今日は、分からないまま繋いだ、その話です。
分かってみれば、こういうこと
先に、正体を書きます。
MCPは、AIに「新しい道具」を繋ぐための、共通の差し込み口のようなものです。壁のコンセントを思い浮かべてください。同じ形の差し込み口があるから、いろんな家電を挿せる。あれと同じで、MCPという共通の口があるから、AIにいろんな道具を挿せる。挿すと、AIにできることが増えます。
正体が分からないまま、繋いだ
とはいえ、当時の私は、この説明も分かっていませんでした。
やったことは、こうです。AIに言われるがまま、画面のスクリーンショット(今見えている画面を写した画像)を見せながら、一つずつ繋いでいきました。「次はこの画面のここを押して」「その画面を見せて」——そのやり取りを、ただ繰り返しただけです。
(画面を見せて手伝ってもらうこの感じは、道具の記事で書いた「AIに手と目を貸す」の話と、同じでした。)
正体が分からなくても、進められました。分かったのは、後になってからです。
繋いだら、何ができるようになったか
繋いでみると、AIにできることが、目に見えて増えました。私の場合は、たとえば——
- キーワードを調べる道具を繋いだら、「この言葉、みんなどれくらい検索してる?」を、チャットで聞けるようになった
- 画像や動画を作る道具を繋いだら、絵や動画を、チャットで頼めるようになった
それまでは、自分でそれぞれのサービスを開いて、操作していました。それが、AIに一言頼むだけで済むようになった。差し込み口を一つ繋ぐたびに、相棒の腕が増えていく感じでした。
正直な注意
一つだけ。MCPを通すと便利ですが、AIの使用量(お金)を、多めに消費することがあります。
だから私は、よく使うものだけを繋ぐ、にしています。全部繋ぐ必要はありませんでした。
分かるのは、後からでいい
MCPに限りません。AIの世界には、正体の分からない言葉が、次々に出てきます。
でも、正体が分からなくても、言われるがまま、一つずつ繋げばいい。動いてから、「ああ、こういうことだったのか」と分かる。その順番で、まったく問題ありませんでした。分かってから始めよう、としなくていいのです。
