これは、Claude Codeで、よく繰り返す作業を、一発で呼び出せるようにする話です。
同じ作業を、何度もAIに頼む。そういうことが出てきます。そのたびに、同じ説明を長々と書くのは、面倒です。
そこで、その手順を一枚の指示書にまとめて、名前を付けておく。すると、入力欄で「/(スラッシュ)」に続けてその名前を打つだけで、いつでも呼び出せるようになります。私は、これを「自分だけの呼び出しボタン」と呼んでいます。
よく作る料理のレシピを、番号を付けて棚に並べておくのに似ています。「3番」と言えば、いつもの手順で作りはじめてくれる。
私が作った、実例
私が実際に作ったものを一つ。「健全性チェック」という呼び出しボタンです。
私の母艦(フォルダ)は、日々ファイルが増えていきます。放っておくと、迷子のファイルが出たり、リンクが切れたり、名前の付け方がばらついたりします。
そこで、「散らかっていないかを点検して、異常だけをやさしく報告する(勝手には直さない)」という手順を、一枚の指示書にしました。毎回、同じ点検です。だから今は、「/健全性チェック」と打つだけで、点検が始まります。何をどう見るかを、毎回説明する必要がありません。
作り方も、自分では書かない
この呼び出しボタンも、中身を自分で書いたわけではありません。
頼み方の記事の通り、AIにこう頼みました。「毎回こういう点検をしたい。`/健全性チェック` で呼び出せるようにして」。すると、AIが指示書を作ってくれました。
中身は、難しいプログラムではありません。「まずこれを見て、次にこれを確かめて、異常だけを報告して」という、ふつうの文章(手順)です。読めば分かるし、あとから自分で少し直すこともできます。
道具は、自分の形になっていく
はじめは、みんなと同じ、まっさらな道具です。
でも、よく繰り返す仕事を、一つ、また一つと「呼び出しボタン」にしていくうちに、その道具は、だんだん自分の形になっていきます。
大きな仕組みは要りませんでした。よくやる仕事を、一言で呼べる形にしておく。それだけで、毎日が少し軽くなります。
