出典つきで答える図書館——AIの「嘘」に効く道具

これは、読むだけで大丈夫な回です。

頼み方の記事で、AIの一番の弱点は「それらしい嘘を、自信たっぷりに書いてしまうこと」だと書きました。今日は、その弱点に、正面から効く道具の話です。

目次

確かな資料だけを、集めた棚

ふつうのAIは、世の中のいろんな知識を混ぜて答えます。だから、便利な反面、たまに、もっともらしい間違いが混じります。

ところが、こういう道具があります。自分で選んだ、確かな資料だけを集めた棚を作って、そこにだけ質問する。すると、答えだけでなく、「どの資料の、どこに書いてあるか」まで返ってきます。だから、確かめられる。

私が使っているのは、NotebookLM(ノートブックエルエム)という道具です。

実際に、聞いてみた

私は、健康食品の広告のルール(薬機法)の資料を、たくさん集めた棚を作りました。仕事で、この確かさが、どうしても要るからです。

その棚に、「『疲労回復に効く』と書いていいか」と聞いてみました。すると——消費者庁のガイドラインの原文まで、出典つきで、答えが返ってきました。

これなら、安心して使えます。AIが言っているだけ、ではなく、「ここに、こう書いてある」と、確かめられるからです。

世の中一般は、ふつうのAI。確かさが命は、図書館

使い分けが、はっきりしました。

  • 世の中の一般的なこと、アイデア出し……ふつうのAIで十分
  • 確かさが命のこと(法律、事実、根拠)……この”出典つきの図書館”に聞く

全部を一つのAIに聞かなくていい。確かさが要るときだけ、確かな棚に聞けばいい。

弱点は、使い方で補える

AIは嘘をつくことがある——これは、AIを使う人みんなの、共通の不安だと思います。

でも、その弱点は、使い方で補えました。嘘が困るなら、確かめられる棚に聞けばいい。 道具を、弱点ごと理解して使い分ける。それだけで、AIは、ずっと信頼できる相棒になりました。

読んでいて、詰まったときは

分からない言葉が出てきたら

AIの用語 早見表
意味だけでなく、いつごろ・どんな場面で出てきた言葉なのかも書いてあります。

図で見たいときは

最初から順に読むなら

はじめての方へ——AIと仕事をする、最初の一歩
連載54回を、読む順に案内しています。

もっと細かい手順は

note の実践版
同じ内容を、費用・つまずき・実際の頼み文言まで入れて書き直したものです。

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この記事を書いた人

プログラミングのできない60代の初心者として、AIを仕事の相棒にするまでにやったことを、うまくいったこともつまずいたことも隠さず書いています。

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