これは、読むだけで大丈夫な回です。
道具の記事で、AIに「手と目」を貸す拡張機能の話を書きました。実は、この手と目は、画面を読むだけでなく、操作することもできます。今日は、その話です。
実際に、やってもらったこと
私が、AIにブラウザで操作してもらったことを、いくつか。
- フォームに入力する……このサイトのお問い合わせフォーム(Googleフォーム)は、AIが画面を操作して作りました。フォームは、欄を一つずつ特定して値を入れるので、長い文章でも、貼り間違いが起きません。
- デザインの設定を代行する……このサイトの色や見た目の設定も、私が言葉で頼み、AIが管理画面を操作して整えました。
- 別のAIの編集画面を操作する……あるAI(ChatGPT)の設定画面を開いて、中身の入れ替えまで代行してもらったこともあります。
手が届かない所に、AIの手を貸してもらう。そういう感覚です。
二つの、大事な線引き
便利ですが、線引きを二つ、はっきり守っています。
一つ目。AIが見て操作できるのは、自分がログインして見られるものだけです(道具の記事の線引きと同じ)。パスワードが画面に表示されるようなページは、読ませません。
二つ目。ここが、いちばん大事です。公開・送信・保存など、「外に見える確定ボタン」は、押す前に、必ず自分で確認する。 実際、私が別のAIの設定を代行してもらったときも、最後の「保存」のボタンは、私自身が押しました。
最後のボタンは、自分で押す
ブラウザの操作を任せられると、できることが一気に広がります。調べ物も、フォームも、設定も、言葉で頼めば進む。
でも、この連載でずっと言ってきた一線は、ここでも同じでした。戻せない操作——送信・公開・確定——は、押す前に、人が確認する。 大事なものは、自分で押す。そこだけ握っておけば、手を大きく借りても、こわくありませんでした。
