このサイトは、私とAIの二人で作りました。
私はWebの専門家ではありません。60代で、コードは書けません。
それでも、ドメインの取得からデザインの調整まで、外注はゼロです。
何をどの順番でやったのか、隠さずに全部書いてみます。
この回は、1分のアニメにもしています。先に見ると、話の形がつかめます。
手順は、大きく7つでした。
1. ドメインを取る。
サイトの住所です。私は「kotoneproject.jp」を取りました。
サーバー会社のキャンペーンで初年度0円、更新は年3,000円ほど。
ここで唯一考えたのは、SNSのアカウント名と同じ文字列にすることでした。
どこで出会っても同じ名前でいるためです。
2. サーバーにドメインを繋ぐ。
サーバー会社(私はエックスサーバー)の画面で、ドメインを追加して、SSL(鍵マークの設定)にチェックを入れる。作業は5分。
ただし反映まで最大1時間ほど待たされることがあります。
「無効なURLです」と表示されて焦りましたが、壊れたのではなく、待てばいいだけでした。
3. WordPressを入れる。
「WordPress簡単インストール」というボタンがあり、本当に簡単でした。
気をつけたのは2つだけ。ユーザー名を「admin」にしないこと。
パスワードは自分で考えず、パスワード管理アプリに作らせて、そのまま保管することです。
4. 最初の設定を4つ。
管理画面に入って、アドレスがhttpsで始まっているか確認。
記事のURLの形式(パーマリンク)を「投稿名」に。
コメント欄は使わないのでオフに。
そして、作りかけの姿が検索に載らないように「インデックスしない」に一時チェック。
――このチェックは、公開の日に外し忘れる人が多いそうです。私も忘れそうなので、手順書の最後に太字で書いてあります。
5. テーマ(デザインの着せ替え)を入れる。
私はSWELLという有料テーマにしました。
自分のサイトなら複数に使えるので、すでに持っていた分で追加費用はゼロ。
親テーマと子テーマを順番にアップロードして、子テーマのほうを有効化する。
ここは意味が分からないまま手順どおりにやりましたが、それで問題ありませんでした。
6. AIに、鍵を渡す。
ここが、このサイトの作り方でいちばん変わっている部分だと思います。
WordPressには「アプリケーションパスワード」という公式の仕組みがあって、
管理画面のパスワードとは別の、機械用の合鍵を発行できます。
それをAIに渡すと、「記事を下書きで投稿して」が一言で通るようになります。
怖さはありました。だから範囲を決めました。
合鍵でできるのは投稿の操作だけ。本物のパスワードは渡さない。
合鍵は一度しか表示されないので、表示されたその場で管理アプリに保管する。
渡してみると、固定ページ5枚の下書きも、デザインの色替えも、
私は日本語で話すだけで済むようになりました。
7. 中身とデザインは、対話で決める。
色は最初、爽やかな青にしました。数日使って、しっくりこない。
「琴音という名前の響きに合わせたい」とAIに伝えたら、
候補が出て、比べて、いまの姿(生成りの紙の色×藍×明朝体)になりました。
デザインの知識ではなく、「しっくりこない」と言える相手がいたことが効きました。
――以上が全部です。かかった実働は、合計で数時間でした。
なぜ手順を隠さず書くのか、最後に少しだけ。
やってみて分かったのは、詰まるのは手順そのものではない、ということです。
手順はこうして書けます。誰でも読めます。
分からなくなるのは、いつも「自分の場合はどうか」でした。
だからこの手順は、安心して持っていってください。
そして、自分の場合が分からなくなったときに、
隣に座る人間がいる――それが、私のしている仕事です。
