これは、Claude Codeのデスクトップアプリ(パソコンで使うアプリ)の話です。
まず、言葉を一つ。「セッション」とは、AIとの一つの作業画面のことです。一つの会話、一つの作業台、と思ってください。
この回は、1分のアニメにもしています。先に見ると、話の形がつかめます。
このセッションは、2つでも3つでも、同時に走らせられます。しかも、互いに独立しています。片方が作業している間、もう片方が待たされることはありません。
何人もの助手を、同時に
私は、こういう使い方をしています。
- 一つ目のセッションで、記事を書いてもらう
- 二つ目のセッションで、動画の生成を待つ(時間がかかる作業)
- 三つ目のセッションで、調べ物をしてもらう
助手を何人も雇って、それぞれに別の仕事を渡しているような感覚です。裏で動かしていたセッションの作業が終わると、パソコンの通知で教えてくれます。
たった一つの注意:同じ書類を、二人に渡さない
便利なのですが、一つだけ守っている決め事があります。
同じファイル・同じ案件を、2つのセッションで同時に触らない。
なぜか。新しいセッションは、安全のために、母艦の”複製コピー”の上で動きます。もし同じファイルを二人が別々に書き換えると、変更が別々のコピーに入ってしまい、あとで合流させるのが大変になります。
一人の書類を、二人の助手に同時に書かせない。これと同じです。私は「1つのファイルは、1つのセッションだけが触る」と覚えています。この連載でいう「1セッション1案件」です。
並べ方(覚えるのは少しだけ)
画面の操作も、少しだけ。
- 新しいセッションを作る……Ctrlキーを押しながら N
- セッションを切り替える……Ctrlキーを押しながら Tab(左のサイドバーの一覧をクリックしても切り替えられます。どのセッションが動いているかも、ここで見えます)
- 画面を左右に並べる……Windowsキーを押しながら ← または →
全部を覚える必要はありません。「新しく作る」と「切り替える」の二つが分かれば、始められます。
向いているのは、性質の違う仕事
同時に走らせるなら、性質の違う仕事を並べるのが向いています。書きながら、待ちながら、調べながら。
逆に、同じ案件をむりに分けて急がせるのは、かえって混乱のもとでした。急ぐより、混ぜないこと。使ってみて、そこに落ち着きました。
