人に AI の使い方を教えるとき、設定の画面の説明は、自分のパソコンを開いて書きがちです。私もそうでした。
10月12日、講座の台本に「最初に設定を3つ見る」という段を足したとき、受講する方と同じ Pro のプランで画面を開き直しました。すると、自分の Max の画面とは、2か所が違っていました。
- 会話を AI の学習に使う設定……自分の画面では切れていたのに、Pro のまっさらな画面では最初から入っていた
- 使用量の画面……Pro の画面にだけ、追加の使用量に関わるスイッチがあった
この違いに気づかなければ、台本は間違ったまま講座の日を迎えていました。この回では、教える前にどう確かめるかを、手順にして並べます。
1 習う人のプランを、先に確かめる
設定の画面は、プランによって並ぶものが変わることがあります。教える相手が Pro なのか、Max なのか、会社向けのプランなのか。最初にそれを聞いておきます。
講座なら、申し込みのときに使っているプランを書いてもらうと、当日に慌てずに済みます。
2 まっさらな画面を、一つ用意しておく
自分のアカウントは、使っているうちに設定を変えています。覚えていない変更もあります。
なので、教える用に、習う人と同じプランのアカウントを一つ用意し、入れたあとは触らずに置いておきます。私は講座のために、教材用の Pro のアカウントを入れたパソコンを一台、そのままにしています。
3 設定の画面を、一枚ずつ並べて見比べる
自分の画面と、まっさらな画面を、同じ順番で開いていきます。違う所があったら、その場で書き出します。
見るのは、とくに次の3種類です。
- お金に関わる所……追加で買うボタンやスイッチ
- 情報の扱いに関わる所……学習に使うかどうか、などの設定
- 確認を飛ばす設定……AI が確認なしで動けるようにするもの
この3つは、間違えたときに取り返しにくいからです。
4 書くときは、確かめた日とプランを添える
台本や手順のページには、「Pro のプランで、10月12日に確かめた画面」のように、どこで見たかを書いておきます。
設定の画面は、あとから変わることがあります。いつ、どのプランで見たかが書いてあれば、食い違ったときに、それを手がかりに理由を調べられます。細かい条件までは書かず、「どこにあって、どうしてほしいか」までにとどめます。
5 写すと個人の情報が映る画面は、見本の絵にする
使用量の画面などは、写真にすると、その人の使った量やアカウントの情報が映ります。
そういう画面は、本物の写真ではなく、見本の絵で見せます。どこを押せばいいかが伝われば、本物でなくても足ります。私の講座の手順ページでも、設定の画面は見本の絵にしました。
押すのは、習う人ご本人
確かめたあと、どうするかは伝えます。学習の設定は切ることをすすめ、追加で買うスイッチは押さないでください、と。ただ、実際に押すのは、習う方ご本人です。自分のアカウントの設定は、自分の手で決めてもらいます。
【note実践版へ】
この回のnote版では、自分の画面で「見るだけでいい」と書きかけたところから、まっさらな画面を開いて手が止まるまでを、手順を抜きにして書いています。
