Claude Code × Claude API(自分の仕組みからAIを呼び出す入口) サイトに案内係を3人置いて、答えないことを先に書いた

これは、読むだけで大丈夫な回です。

このサイトのトップページや「はじめての方へ」のページを開くと、右下に顔が浮かんでいます。押すと会話の窓が開き、ことはが連載の記事や言葉の意味について答えます。10月12日から置いています。

窓の向こうで答えているのは、Claude API を通して呼び出しているAIです。Claude API は、ブラウザの画面からではなく、自分で組んだプログラムの側からAIに頼むための窓口のことです。そのプログラムを書いたのは、Claude Code(AIの相棒)でした。

目次

3人は、それぞれ持ち場が違う

同じ仕組みで動く案内係は、ことはを入れて3人います。いる場所によって、知っていることも、答えないことも違います。

  • ことは……このサイトの記事と、用語の辞典を知っています。申し込みや料金の話になったら、お問い合わせのページへ案内します
  • ゆいか……特別特典のページにいて、特典の中身に詳しい係です。登録した人にだけ届くページの場所は、口にしません
  • 河内の案内係……会社のサイトにいて、ドローンでの撮影や集客の相談を聞き取る係です。「ここで飛ばせるか」の判定はしません

ことはに特典の手順を聞くと、「特典のことは、特典のページにいる案内係の、ゆいかが詳しいよ」と答えます。自分の持ち場の外は、知っている係に渡す作りです。

先に書いたのは、答えないこと

作り始める前に、案内係に渡す約束を文章にしました。並べてみると、答えることより、答えないことの方が多くなりました。ことはの約束から、いくつか挙げます。

  • サービスの内容や申し込みのことは、ここでは答えず、お問い合わせへ回す
  • 登録した人にメールで届くページの場所は、知らないし出さない
  • 分からないことは作らずに、「このチャットではお答えできません」と伝えて、お問い合わせへ回す
  • 人間かと聞かれたら、AIだと答える

AIは、聞かれたことに何とか答えようとします。答えの材料が無くても、それらしく埋めてしまうことがあります。だから、止まってほしい所は、作る前に紙に書いて渡しておきます。前の回の「押すボタンだけ手元に残した」と、同じ考え方です。

確かめるのは、別の会社のAI

できあがった案内係は、作ったのとは別の会社のAIに点検させました。OpenAI の Codex です。Claude Code の中から一言で点検を頼めるよう、自分の環境でつないであります。Codex には、ファイルを読むことしかさせていません。

最初の点検で見つかったのは、長い返事のあとに続けて質問すると、次の質問が必ず断られてしまう、という不具合でした。作った Claude Code も、私も、そこまで試していませんでした。指摘は毎回いくつも出てきますが、採るかどうかは1件ずつ私が決めています。

声と、マイク

ことはは、窓を開いたときのあいさつを声で話します。ただ、毎回鳴ると落ち着かないので、自動で鳴るのは最初の1回だけにしました。

そうすると、2回目からは、音を消すボタンが出ているのに何も聞こえない、という画面になります。これだと、故障したように見えてしまいます。そこで、声が鳴っていないときは、窓の下のボタンが「あいさつを聞く」に変わるようにしました。

文字を打つ欄のすぐ隣には、話して入力するためのマイクも置きました。話した言葉を文字に変えているのは、読んでいる方のブラウザ自身です。声のデータがこのサイトに送られることはありません。

【note実践版へ】

この回のnote版では、3人それぞれが1回の質問でどれだけかかったかの実測と、同じAIなのに1人だけ一桁高かった理由、詳しく聞かれたときだけ記事の全文を読みにいく作りのことを書いています。測ってみて、作る前の心配がどうずれていたかも。

noteで読む:「サイトにAIの案内係を3人置いた」

読んでいて、詰まったときは

分からない言葉が出てきたら

AIの用語 早見表
言葉を引く辞書です。意味だけでなく、いつごろ・どんな場面で出てきた言葉なのかも書いてあります。

図で見たいときは(①から順に)

最初から順に読むなら

はじめての方へ——AIと仕事をする、最初の一歩
連載54回を、読む順に案内しています。

もっと細かい手順は

note の実践版
同じ内容を、費用・つまずき・実際の頼み文言まで入れて書き直したものです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

プログラミングのできない60代の初心者として、AIを仕事の相棒にするまでにやったことを、うまくいったこともつまずいたことも隠さず書いています。

目次